介護

介護の面接は出来レース?

超人手不足の介護業界。

企業側からすれば求人の応募が来れば御の字ということで、面接を受ければ即採用 というのも珍しくありません。
そんなつもりじゃなかったのに「流れのまま働く事になっちゃった…」なんて事が無いようにしていきたいものですね。

流れのままに押し切られたりしないように、労働条件や待遇の話をぼんやりと話をされて、流れと勢いで「採用が決まっちゃった…」なんて事にならないように注意しましょう。

職場見学は入念に!

介護施設は数多くの種類があり、コンセプトも全て違います。介護の知識がない状態では、その施設がどのような人を対象にしているか 実際に見てみないとわからないものです。実際に職場を見学し、施設長や管理者の印象、利用者の人数、利用者がどんな状態の人(平均要介護度 など)が多いか、職員の対応(施設の教育の質がわかります)をしっかり確認しましょう。雇用契約を結ぶまでは採用決定と言われても正式な雇用関係は成立して無いので、前述のように流れで採用が決まってしまっても必ず雇用契約する前に待遇面を確認しましょう。面接の日に採用を言い渡され雇用契約もパパッと済まされちゃって後で働いたら

「話が違った・・(泣)」

なんて事にならないようにしましょう。

交渉が苦手なら…

そうは言っても「雇う側が強く、雇われる側が弱い」という感覚はまだまだ根強いでしょうから、企業側と待遇面を交渉したり、細かく労働条件を確認するなどの交渉事に抵抗がある方はまだまだいらっしゃると思います。そういった交渉ごとが苦手なら思い切って人材派遣サービスを利用して就職するのもいいですよ?聞きにくい待遇面や労働条件などは事前に細かく確認してくれますし

「自分の要望に合っている施設なのか、施設の数が多すぎて解らない❗」

という人も自分の要望を伝えれば、うまくマッチングしてくれるので、人材派遣サービスを使うのもありですよ❗

人材派遣サービスを使って介護の仕事を始める

次に、働く施設の、利用者の「多い」「少ない」は、メリットにもデメリットにもなります。その点を簡単にまとめました。

利用者の人数が多い職場で働くメリット

  1. 忙しく時間が早く過ぎる
  2. (言い方は雑ですが)工場の流れ作業のような感覚になるので余り色々考えなくても良い
  3. 人間関係の面倒くささが少ない

利用者の人数が多い職場で働くデメリット

  1. 介助が必要な人が多い
  2. 業務が多忙で業務の内容が重労働なため、単純にしんどい
  3. そのような業務内容のため、介護の仕方が下手だとすぐに身体を痛める

特養のような利用者の人数が多い施設で働く場合は多忙な業務に追われ、あっという間に1日が終わります。イヤな仕事の時間もあっという間に終わるので仕事をさっさと終わらせたい、プライベートを楽しみたいという人にはメリットに働きますし、お年寄りが好きでお年寄りとしっかり関わりながら仕事をしたい人はもう少し他の施設の方が良いかもしれません。

利用者の人数が多いということは、それだけ介助が必要な利用者が多く、「オムツ交換や入浴介助を一日中やっている」というのもザラです。その為、介護の仕方が下手な人はあっという間に腰を痛めますので、しっかりとした介護の手法を覚えるのは必須と言えるでしょう。

利用者の人数が少ない職場で働くメリット

  1. 一人一人の利用者さんと密に関われる。
  2. 把握する事が少ないので気持ち的に楽

利用者の人数が少ない職場で働くデメリット

  1. 人間関係に疲れる(笑)
  2. 濃密な人間関係が悪化すると逃げ場が無くなる

利用者の人数が少ない所(利用者が9名〜18名程度の施設)は、良くも悪くも人間関係が濃くなりがちです。というか濃くならざる得えない感じです。アットホームで非常に人間的なサービスが提供できる半面、利用者や職員との関係がギクシャクすると、逃げ場がなく精神的なストレスが大きく両極端になってしまうのも特徴と言えるでしょう。コミュニケーションが得意な方や世渡り上手な方は働きやすい半面、そうで無い方は最悪病んでしまう可能性もあるので注意しましょう。なんてったって、介護職の離職理由 第一位は「人間関係の悪化」ですから、毎日働く職場は人間関係が円滑な方が良いのは言うまでもありませんよね。うまく人間関係が築けそうな職場というのも仕事を選ぶ上で大事な要素になってくると思います。

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