家事代行サービスとホームヘルパーの違いを解説。親の介護に必要なサービスはどっち?
こんにちは
ぶるです
わたしは介護の業界に10年以上。現在は介護施設の管理者とその施設のケアマネージャーをしています。
私もケアマネージャーをしていて利用者さんの掃除などをホームヘルパーにお願いすることは多々あります。
そして、最近耳にするようになった家事代行サービス。私もヘルパーさんとは別に家事代行サービスで利用者さんの援助をお願いしたりする事があります。
「介護保険でヘルパーさんを頼めるのに家事代行サービスを使うの?」と疑問に思うかもしれません。
本日は介護保険で使えるホームヘルパー(正式には生活援助と言います)と家事代行サービスの違いをお話したいと思います。
高齢の親の家事が心配になったとき、「ホームヘルパーを頼めばいいのか」「家事代行サービスを使った方がいいのか」で迷う方は多いと思います。 どちらも掃除や調理などをお願いできることがありますが、実は目的も、使える人も、頼める内容も大きく違います。 この記事では、介護保険で利用するホームヘルパーと、民間の家事代行サービスの違いを、親の介護を考える家族向けにわかりやすく解説します。
結論:介護が必要ならホームヘルパー、家事を広く頼みたいなら家事代行
まず結論から言うと、親の身体機能や認知機能の低下によって日常生活に支援が必要な場合は、介護保険のホームヘルパーを優先して考えるのが基本です。
一方で、大掃除をしたい、家族が使う部屋も片付けたい、時間をかけて家全体を整えたい、介護保険では頼みにくい家事をお願いしたいという場合は、家事代行サービスの方が向いています。
選び方の目安
- 親本人の生活維持や介護が目的なら、ホームヘルパー
- 掃除・片付け・料理などを柔軟に頼みたいなら、家事代行サービス
- 認知症や体調面の不安が強い場合は、まずケアマネジャーに相談
- 介護保険で足りない部分を、家事代行で補う使い方もおすすめ
どちらが優れているというより、役割が違います。 親の状態、家族の負担、費用、頼みたい内容を整理して選ぶことが大切です。
家事代行サービスとホームヘルパーの違い
ホームヘルパーと家事代行サービスは、どちらも「家の中のことを手伝ってくれるサービス」という点では似ています。 しかし、制度の目的はかなり違います。
| 項目 | ホームヘルパー:介護保険サービス 家事代行サービス:民間の生活支援サービス |
|---|---|
| 主な目的 |
ホームヘルパー:介護が必要な人の生活を支えること 家事代行サービス:掃除・料理・片付けなど家事の負担を減らすこと |
| 利用できる人 |
ホームヘルパー:原則として介護認定を受け、ケアプランに位置づけられた人 家事代行サービス:年齢や介護認定に関係なく利用できることが多い |
| 費用 |
ホームヘルパー:介護保険が使えるため自己負担は比較的少ない 家事代行サービス:全額自己負担のため、利用回数が増えると費用は高くなりやすい |
| 頼める内容 |
ホームヘルパー:ケアプランに書かれた、本人の生活に必要な支援 家事代行サービス:契約範囲内で掃除・料理・片付けなどを柔軟に依頼しやすい |
| 柔軟性 |
ホームヘルパー:制度上、できること・できないことが明確 家事代行サービス:その日の希望に合わせて調整しやすい |
| 向いているケース |
ホームヘルパー:親本人の介護や日常生活の維持が必要なとき 家事代行サービス:介護保険では頼めない家事や、まとまった掃除をお願いしたいとき |
大きな違いは、ホームヘルパーは「介護のための支援」であり、家事代行サービスは「家事そのものを代わりに行うサービス」だという点です。
介護保険のホームヘルパーとは
介護保険で利用するホームヘルパーは、正式には訪問介護のサービスです。 その中でも、掃除・洗濯・調理・買い物などを手伝う支援は「生活援助」と呼ばれます。
生活援助は、介護が必要な高齢者が自宅で暮らし続けるために行われる支援です。 たとえば、腰や膝の痛みで台所に長く立てない方の調理や後片付け、掃除機がけが難しい方の居室の掃除などが対象になります。
ホームヘルパーに相談しやすい内容
- 親本人が使う部屋の掃除
- 親本人の衣類の洗濯
- 親本人の食事の準備や後片付け
- 日常生活に必要な買い物
- 暮らしの様子の変化に気づいてもらうこと
ホームヘルパーは費用を抑えやすい
ホームヘルパーは介護保険サービスのため、自己負担は原則として一部負担で済みます。 そのため、民間の家事代行サービスと比べると、費用を抑えて継続しやすいのが大きなメリットです。
また、短時間の支援を定期的に入れやすいため、一人暮らしの親や高齢夫婦世帯の生活を見守る役割も期待できます。 掃除や調理だけでなく、「いつもと様子が違う」「食事が取れていないようだ」といった変化に気づきやすい点も、家族にとって安心材料になります。
ただし、すぐ自由に使えるサービスではない
ホームヘルパーは便利なサービスですが、家族が思い立った日にすぐ自由に使えるものではありません。 介護保険を利用するには、介護認定の申請、ケアマネジャーの選定、ケアプランの作成、事業所との調整といった流れが必要です。
はじめて介護保険を使う場合、サービス開始までにある程度の期間がかかることがあります。 緊急性が高い場合は前倒しで調整できるケースもありますが、基本的には事前の相談と手続きが必要です。
ホームヘルパーは「ケアプランに沿って行う支援」です。
「今日は仏壇を掃除してほしい」「家族の部屋も片付けてほしい」「年末の大掃除をしてほしい」といった依頼は、介護保険の生活援助では原則として対応が難しい場合があります。
ホームヘルパーのメリット
費用を抑えやすい
介護保険を使うため、自己負担を抑えて継続しやすいのが特徴です。
介護の視点がある
認知症や身体機能の低下など、介護が必要な方への関わりに慣れています。
定期的に入りやすい
短時間の支援を継続しやすく、見守りの役割も期待できます。
ケアマネと連携できる
状態の変化があったときに、ケアマネジャーへ情報共有しやすいです。
ホームヘルパーのデメリット
手続きが必要
介護認定やケアプラン作成など、利用開始までに手間がかかります。
自由度は高くない
ケアプランにない内容や、本人以外のための家事は頼みにくいです。
時間が限られる
短時間の支援が中心になるため、大掃除や細かい片付けには向きません。
相性もある
支援内容や家事の仕上がりは、事業所や担当者によって差を感じることもあります。
家事代行サービスとは
家事代行サービスは、民間企業が提供している家事支援サービスです。 掃除、洗濯、料理、片付け、買い物代行など、日常の家事を幅広く依頼できます。
介護保険とは違い、介護認定やケアプランは必要ありません。 そのため、本人や家族が必要だと思ったタイミングで申し込みやすく、希望する内容に合わせて柔軟に使いやすいのが特徴です。
家事代行サービスに相談しやすい内容
- キッチン・浴室・トイレなどの掃除
- リビングや寝室の片付け
- 作り置き料理
- 買い物や日用品の整理
- 家族が使うスペースを含めた掃除
- 季節の片付けやまとまった家事
家事代行サービスは柔軟に頼みやすい
家事代行サービスの強みは、柔軟性です。 たとえば、「今日は水回りを中心に掃除してほしい」「冷蔵庫の中を整理してほしい」「料理を数日分作り置きしてほしい」といった依頼がしやすくなります。
介護保険のホームヘルパーでは対応が難しい内容でも、家事代行サービスなら契約の範囲内で対応してもらえることがあります。 まとまった時間で入ってもらえるため、短時間では終わらない家事をお願いしたいときにも向いています。
ただし、介護の専門サービスではない
家事代行サービスは家事のプロですが、介護の専門職ではありません。 身体介護、服薬管理、認知症の方への専門的な対応、医療的な判断などは、基本的に対象外と考えておいた方が安心です。
特に、認知症の症状がある方の場合は注意が必要です。 物盗られ妄想がある、依頼したことを忘れてしまう、知らない人が家に入ることに強い不安がある場合は、家事代行サービスだけで進めるとトラブルになることがあります。
認知症の不安がある場合は、先にケアマネジャーへ相談しましょう。
家事代行サービスを使う場合でも、親の状態によっては、ケアマネジャーや家族が間に入って調整した方が安心です。
家事代行サービスのメリット
頼める家事の幅が広い
掃除、片付け、料理など、希望に合わせて依頼内容を調整しやすいです。
まとまった時間で頼める
2〜3時間など、ある程度まとまった時間で入ってもらえるサービスが多いです。
介護認定がなくても使える
親がまだ介護認定を受けていない段階でも、家事負担の軽減に使いやすいです。
家族の負担を減らせる
実家の掃除や片付けを家族だけで抱え込まずに済みます。
家事代行サービスのデメリット
費用が高くなりやすい
全額自己負担のため、頻繁に利用すると費用負担は大きくなります。
短時間利用が難しい場合がある
最低利用時間が決まっていることが多く、少しだけ頼みたい場合には不向きです。
介護対応は基本対象外
身体介護や認知症対応などは、介護サービスの領域になります。
トラブル対策が必要
鍵の管理、貴重品の保管、依頼内容の共有などを事前に決めておく必要があります。
親の介護にはどちらを選ぶべき?
親の介護で迷ったときは、「何を目的にサービスを使いたいのか」を整理すると選びやすくなります。
ホームヘルパーが向いているケース
- 親が要介護認定を受けている
- 一人暮らしで日常生活に支援が必要
- 掃除や調理が身体的に難しくなっている
- 認知症や体調面の不安がある
- 費用を抑えて継続的に支援を入れたい
- ケアマネジャーと連携しながら生活を支えたい
親本人の生活を維持するための支援であれば、まずは介護保険のホームヘルパーを検討しましょう。 特に、認知症や身体機能の低下がある場合は、介護の視点で関わってもらえることが大切です。
家事代行サービスが向いているケース
- 親はまだ介護認定を受けていないが、家事が負担になっている
- 大掃除や片付けをまとめてお願いしたい
- 家族が使う部屋や共有スペースも掃除してほしい
- 料理の作り置きや水回り掃除を頼みたい
- 介護保険では対応できない家事を補いたい
- 家族が実家の片付けをする時間を取れない
家事そのものをしっかりお願いしたい場合は、家事代行サービスの方が満足度は高くなりやすいです。 特に、遠方に住んでいて実家の掃除や片付けに通えない家族にとっては、心強い選択肢になります。
家族への伝え方の例
- 「介護サービスというより、家事を少しラクにするために使ってみない?」
- 「水回りだけお願いして、あとは今まで通りで大丈夫だよ」
- 「家の中が整うと、転倒予防にもつながるから一度試してみよう」
- 「合わなければやめられるから、まず1回だけ使ってみよう」
ホームヘルパーと家事代行は併用できる
親の生活を支えるうえでは、ホームヘルパーか家事代行サービスのどちらか一方に決めなくても大丈夫です。 実際には、介護保険で必要な支援を入れながら、足りない部分を家事代行サービスで補う形が現実的です。
| 日常の食事準備 | 親本人の生活に必要な範囲はホームヘルパー。作り置きや家族分まで含めたい場合は家事代行サービス。 |
|---|---|
| 日々の掃除 | 親本人が使う居室などはホームヘルパー。水回りや大掃除、家全体の片付けは家事代行サービス。 |
| 見守り | 介護面の変化に気づいてもらうならホームヘルパー。家事のついでに様子を見てもらう程度なら家事代行も選択肢。 |
| 認知症の不安 | まずはケアマネジャーに相談。家事代行を使う場合も、家族や専門職が間に入ると安心。 |
たとえば、週2回はホームヘルパーに日常的な生活援助をお願いし、月1回だけ家事代行サービスで水回りや片付けをまとめて依頼する方法もあります。
介護保険サービスは費用を抑えて継続しやすい一方で、制度上の制限があります。 家事代行サービスは費用がかかる一方で、柔軟に頼みやすいという強みがあります。 それぞれの得意な部分を組み合わせることで、親も家族も無理をしにくくなります。
利用前に注意したいこと
1. まずは親本人の気持ちを確認する
家族が心配してサービスを入れようとしても、親本人が抵抗を感じることがあります。 「できない人扱いされた」と感じたり、「知らない人に家に入られたくない」と思ったりすることもあります。
そのため、いきなり契約するのではなく、「少し家事をラクにするため」「家族も安心するため」という形で、親の気持ちを尊重しながら話すことが大切です。
2. 認知症の症状がある場合は慎重に進める
認知症の症状がある場合、家事代行サービスの利用には注意が必要です。 依頼したことを忘れてしまったり、物がなくなったと感じてトラブルになったりすることがあります。
すでにケアマネジャーがいる場合は、必ず相談してから進めましょう。 介護保険サービスとの役割分担や、家族の立ち会いが必要かどうかも含めて検討すると安心です。
3. 貴重品や鍵の管理を決めておく
自宅に人が入るサービスでは、貴重品や鍵の管理が大切です。 現金、通帳、印鑑、保険証、薬などは、あらかじめ保管場所を決めておきましょう。
家事代行サービスを利用する場合は、鍵の預かり方法、キャンセル規定、破損時の対応、スタッフの変更可否なども事前に確認しておくと安心です。
4. 依頼内容をメモにして共有する
「掃除をお願いします」だけでは、どこまでしてほしいのかが伝わりにくいことがあります。 台所、浴室、トイレ、床掃除、洗濯、買い物など、優先順位を決めてメモにしておくと、サービス後の不満や行き違いを減らせます。
事前に決めておきたいこと
- どの部屋を掃除してほしいか
- 触ってほしくない場所はどこか
- 貴重品をどこに保管するか
- 鍵をどう管理するか
- サービス中に家族が立ち会うか
- 認知症や体調面の不安を誰に共有するか
よくある質問
ホームヘルパーに大掃除をお願いできますか?
介護保険のホームヘルパーは、親本人の日常生活に必要な範囲の支援が基本です。 年末の大掃除、窓拭き、庭の手入れ、家族の部屋の掃除などは、原則として対象外になることがあります。 まとまった掃除を頼みたい場合は、家事代行サービスの方が向いています。
介護認定がなくてもホームヘルパーは使えますか?
介護保険サービスとしてのホームヘルパーを使うには、基本的に介護認定やケアプランが必要です。 まだ認定を受けていない場合は、親が住んでいる地域の地域包括支援センターや市区町村の窓口に相談してみましょう。
家事代行サービスで介護もお願いできますか?
家事代行サービスは、掃除や料理などの家事支援が中心です。 入浴介助、排泄介助、服薬管理、認知症への専門的な対応などは、介護サービスの領域になります。 介護が必要な場合は、ホームヘルパーやケアマネジャーに相談しましょう。
一人暮らしの親にはどちらが安心ですか?
身体機能や認知症の不安がある場合は、介護の視点があるホームヘルパーの方が安心です。 ただし、家の片付けや水回り掃除など、介護保険では対応しにくい部分は家事代行サービスが役立ちます。 親の状態に合わせて併用するのもよい方法です。
費用を抑えたい場合はどちらがいいですか?
費用を抑えて継続的に使いたい場合は、介護保険のホームヘルパーが候補になります。 ただし、利用には介護認定やケアプランが必要です。 家事代行サービスは全額自己負担になることが多いため、月1回の片付けや大掃除など、必要な場面に絞って使うと負担を抑えやすくなります。
まとめ|親の状態に合わせて、ホームヘルパーと家事代行を使い分けよう
ホームヘルパーと家事代行サービスは、どちらも高齢の親の暮らしを支える心強いサービスです。 ただし、目的は同じではありません。
ホームヘルパーは、介護が必要な方の生活を支えるための介護保険サービスです。 費用を抑えて継続しやすく、介護の視点で関わってもらえる一方で、ケアプランに沿った支援が基本になります。
家事代行サービスは、掃除や料理、片付けなどを柔軟に頼みやすい民間サービスです。 介護保険では頼みにくい家事をお願いしやすい一方で、費用は高くなりやすく、介護対応は基本的に対象外です。
親の家事負担が気になり始めた方へ
介護が必要なら、まずはケアマネジャーや地域包括支援センターへ相談。 介護保険では足りない掃除や片付けは、家事代行サービスで補う方法もあります。
家事代行サービスを確認する
そもそも介護保険のホームヘルパーとは?
介護保険で使えるヘルパーは正式には、訪問介護の【生活援助】というカテゴリーのサービスになります。
このヘルパーが提供する生活援助は公費で安く自宅の掃除や食事を作ってくれるサービスで、介護認定を受けている人の多くが利用しているサービスです。1回300円程で利用できるので、頻回にはいることが出来るのが特徴でちょっとした掃除や家事を頻繁に継続し、自宅の衛生状況を保つことが出来ます。
現在も介護サービスの中で欠かせないサービスの一つです。
頻繁に入る事ができるので
「一人暮らしで毎日どんな風に生活しているか心配」
と一人暮らしや高齢の夫婦世帯の見守り機能としての役割もあります。
ヘルパーの生活援助、実は簡単に使えるサービスではありません。
というのも、介護保険のサービスを使うまでに必要な手続きが多いのです。
また、ヘルパーの生活援助は
「腰の痛みがあって台所に長時間たてないので、食事が終わった後の洗い物が出来ず、食後の洗い物を行う事に対して助けが必要」
といった感じで具体的にどういった所がヘルパーに支援してもらえるかを明確に示しそれを文書化する必要があります。これを「ケアプラン」といいます。
更に前段階でも
介護申請→ケアマネジャーの選択→サービス事業所の選択
という一連の手続きを行う必要があるので、はじめて介護保険を使う方だと、実際にサービスの開始までに約1か月程度かかります。(緊急性があればある程度前倒しで使えますが…)
また、生活支援を行うヘルパーさんはあくまで「介護」のプロです。あくまで、生活支援は【介護が必要な高齢者が人間らしい生活を継続する為の一つの手段】です。
家事支援に特化している訳では無いので、「家事」だけに着目するとヘルパーさんの生活力で変わってしまうのでその点は当たり外れがあると思います。
そしてこのケアプランに示されたサービス以外は基本提供できないようになっています。
実際の現場では多少融通が利きますが、不必要なサービスの提供は後々のトラブルになる事もあってヘルパーさんから断られる事も多いので、構造的に融通が利きにくいサービスとなっています。
ですから、今日は仏壇の掃除をしてほしいとか、家の人が使っている部屋の掃除をしてほしいとか自分の生活にはあまり関係のない要望をヘルパーさんの裁量で実施する事は原則できません。
家事代行サービスとは
家事代行サービスは一回の費用が介護保険のサービスにくらべると高いですが、提供できるサービスは幅広く、その日その日で柔軟に対応してくれるので料金面以外は案外気ままなお年寄り向けな部分もあり、経済面でさほど困窮していなければ積極的に家事代行サービスを紹介する事があります。
また、介護保険のサービスはサービスを増やすのにいちいちケアマネージャーを通さないとといけないので、ちょっと回数増やすのにも手間がかかります。反面、家事代行サービスはメイドさんや会社と本人との関係以外関与しないので機動面も家事代行サービスの方が優れていると言えます。
ただ、認知症の症状が顕著にみられる方だと(例えば、物を盗られたと被害妄想が出るような人や自分で頼んだことを忘れてメイドさんを頼んでないと言い張ってトラブルになるなど)細かい心理的なケアやかかわりが必要になってくるのでそのあたりの見極めは必要です。
ほっとくと利用者とメイドさんで後々のトラブルになる事がありますのでそのあたりはしっかりとケアマネージャーさんと相談しながら調整していく必要はあるでしょう。
まとめ
ホームヘルパーのメリット
- 介護保険料で賄われる為、支払う費用が安い
- 認知症の方に対して専門的なかかわりをしながら家事援助に入ってくれる
- 短時間、日常的に(頻繁に)に入れるので家族の安心感もある。
ホームヘルパーのデメリット
- 手続きが煩雑でケアマネージャーを通さないといけないので勝手には使えない
- 短時間で出来る事が限られているので本人は不満を漏らすことも…。
- ヘルパーの生活支援のスキルがまちまち
家事代行サービスのメリット
- 入ってくれるメイドさんはその道のプロ、決められた時間内で出来る事の最大値のサービスが受けられる。(そもそも、最初に必要なニーズをヒアリングしてくれる)
- 一回の提供時間は2~3時間と長めに入ってくれるので、してほしい事をいくつもこなしてくれるので満足度は高い
家事代行サービスのデメリット
- 料金が高い
- 料金が高いので頻繁に利用すればするほど高額になる。
- 短時間のサービスができない
以上、家事代行サービスと介護保険のホームヘルパーの違いでした。どちらも一長一短があり、家事代行サービスは共働き世代や核家族、一人親世帯など、生活スタイルの多様化により、少しづつ若年世代の利用なども増えつつあり事業者は年々増加しています。
また、それと同時に高齢者の増加によってヘルパーさんも人出不足に陥っており、ホームヘルパーの生活支援が以前に比べて人出不足で入れない事も少しづつ増えてきました。
そういった事情もあり、ケアマネージャーも介護保険サービスだけでサービスの組み合わせをすることが難しくなってきました。ですから、今後も家事代行サービスは私たちも切っても切れない関係になるだろうと考えています。親の介護が必要になった時、やるべきこともまとめていますのでよかったら参考にしてみてください
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