大切な人と最後まで…
いずれは訪れる家族介護 それがより良い想い出となるように...
コロナ対策

コロナウイルス禍の介護施設の現状

こんにちはぶるです。

まだまだコロナウイルスの脅威は過ぎ去る気配を見せませんね。

休みの日はすることが少なく、仕事の日は感染症予防に緊張の糸を緩める事が出来ませんね。

本当に医療従事者、介護従事者の皆さま、自分も含めてですがお疲れ様と言いたいです。皆様のおかげでなんとか生活が続けられていると言っても過言ではないでしょう。

医療業界は連日、医師会や看護協会が現状の医療体制のひっ迫さなどを発信しており、現場の危機感はメディアを通じて、SNSを通じて、認知されている所です。

医療は私達の命を守る大切な資源です。私達が今こうして健康的に長く生きる事が出来るようになったのは、高度に発展した医療の賜物と言っても過言ではありません。以前は治る事が難しかった病気や、感染すると命を脅かす感染症、そういったものは高度な医療や高められた公衆衛生の恩恵そのものであり、それが崩壊するという事はすなわち、私達の命は簡単に脅かされかねないという事です。ウイルスから命を脅かされるだけでなく、崩壊した医療体制によって本来治るべき病気でも命を落とすことになりかねないとも言えます。

そういった視点で見るとコロナウイルスが私達の生活にどれほどの脅威をもたらすかについて皆さんも容易に想像が出来ると思います。

そして医療と並列に語られる介護も、また医療と同じように同様の危機を迎えています。介護サービスを利用する当事者にとっては医療と同等もしくはそれ以上にライフラインとしての意味合いが強く、介護をしている家族にとっても介護サービスというのは自分たちの家庭や生活を維持する為に必要なインフラとして医療と肩を並べるぐらい命に係わる社会資源と言えるでしょう。そのように生活の維持に欠かせない介護業界は医療と同様に非常に危機的な状況を迎えているにも関わらずその状況を正しく発信出来ているのでしょうか?

介護施設や介護サービスでのクラスター感染が発生した…といった報道がなされています。しかしそれが皆さんの生活においてどれほど深刻な状況かという事を介護の現場で働いている立場からお話をしたいと思います。

このような状況でも転職したい方向け

介護施設や事業所でクラスター感染を起こすとどうなる?

新型コロナウイルスで感染しても8割が軽傷で中には症状が出ない方も多いというのが特徴です。そして残りの2割は重症化する…そして重症化しやすいのは、高齢者や妊産婦、基礎疾患を持った人がなりやすいと言われています。先日急逝した志村けんさんも肺の基礎疾患を持っていました。志村けんさんの亡くなるまでの過程をみていると、改めて新型コロナウイルスが重症化した時の悪化のスピードは恐ろしいなと感じさせられました。

介護施設や医療機関はまさしくそういった重症化しやすいグループが一つの集団として集まってます。その為、一人でも新型コロナに感染した人がそのグループに紛れてしまえばそのグループから感染者が集団発生するという構図は皆さんも容易に想像がつくと思います。

新型コロナは感染しても自覚症状がなく、自分が感染している事に気づかず他人に感染させ、さらに重症化した時と無症状の人との症状のギャップが大きいという二つの特徴が厄介さに拍車をかけています。

介護施設でコロナウイルスが発生すると

介護施設の特徴として

  • 多くの人が基礎疾患をもっている
  • 高齢者である
  • 3密になりやすい
  • 医療施設では無い為、感染症予防がハード面で弱い

といった特徴を持ち合わせています。その為、一度施設内で感染が起きると広がりやすく重症化しやすいという状況に陥りやすく。自信を守る為の環境も用意が出来ない為、そこで働くスタッフも感染をしやすい事もありいざ発生すると住み込みで働いたりする必要に迫られるようです

デイサービスや訪問ヘルパーは?

在宅のサービスは入所施設などと違ってサービス自体が停止、休止になります。一人感染者が出ると、何十人ものひとが行く場所を失ってしまいます。例えば利用する曜日が違ったりして全く接点が無く感染者になる可能性が限りなく低い人もそこのデイサービスを利用する事出来なくなってしまいます。

虐待などが起きやすくなる

高齢者がデイサービスに通う理由として、外出する機会が自然と減ってしまう高齢者に対して、外出をする事で生活リズムを整えたり、朝起きて、夜は寝る…という生活をちゃんと維持する為であります。

その為、デイサービスなどを利用する事が出来なくなってしまうと昼夜逆転してしまったり、その結果として同居家族などに大変な精神的な負担が増えたりし、虐待などが増える恐れがあります。

高齢者を多く抱える日本

介護施設や介護サービスの社会的な役割は大きく、感染を予防しながら介護サービスを維持していくことを求められます。

最近では介護の職能団体も危険手当の支給を国に要請をしたりされています。しっかり現場の介護士を守って、社会のインフラを守ってほしいと願うばかりです。

介護施設に関しては以前この記事で解説をしています

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新型コロナウイルスを施設に持ち込まない為に事業者や利用者の家族が出来る事

新型コロナウイルスは目に見えません。また感染力も強く症状が出る前から人に感染させるとも言われています。その為、認知症の方やサービスを利用されている高齢者だけでは感染症対策は難しいと考えられます。ですから、同居の家族がいる場合は同居の家族にも感染症の対策やその兆候を観察するなどの協力は必要不可決と言えるでしょう。

利用者の家族や利用者に出来る事

毎朝の検温の実施や手洗いなどの基本的な感染症対策や風邪の症状をはじめとする新型コロナウイルスの症状のが利用者本人やその家族に出ていないかの観察。マスクの着用の習慣化、そして怪しい時は事業所側と相談をする事。こういった事はご家族などは是非ともお願いしたい事です。

厚労省の感染症対策のパンフレット

事業所側や施設が出来る事

来所前の検温や家族に体調不良になっている人がいないか等家族の健康面も併せて確認をする必要があるでしょう。また、施設であれば面会の中止や直接会わない面会方法などの工夫をし、入所している利用者の心理的な配慮は出来ると尚良いでしょう。

少しでも体調不良の場合は休んでもらうなど、事前に事業所の方針をお知らせしましょう。事前にご利用者に新型コロナウイルスに対する対応方針などをお知らせする事が出来ればある程度は理解を得られる事になるでしょう。

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